書画篆刻作品制作/筆文字揮毫/落款印作成/書道・篆刻教室主宰 カウンター


伯豐道人の制作した作品の一部をご紹介致します。

●篆刻作品

私は、篆刻を 菅原石廬(1934ー2010、日展評議員)に師事し,
小林斗盦(1916-2007、文化勲章授章)の孫弟子に当たります。
師に倣い、古典に準拠しつつも現代に通じる新たな表現を意識して日々制作に取り組んでいます。



審美三種

〔サイズ〕250×450
〔制作年〕 2005
〔使用材〕青田石、印泥、墨、宜紙
〔出 品〕審美会書展('05年)
〔意 味〕
「審美」とは、美と醜とを識別し、美の本質を明らかにするという西洋の美的概念のこと。





在天願作比翼鳥 在地為連理枝

〔サイズ〕120×120(印)
〔制作年〕 2005
〔使用材〕寿山石、印泥、墨、宜紙
〔出 典〕白居易「長恨歌」
〔出 品〕書の交差点2005
〔意 味〕
「天に在りては願わくば比翼の鳥をなし、地に在りては願わくば連理の枝を為さん」。玄宗皇帝と楊貴妃の熱愛を詠った白居易「長恨歌」の一節。




行雲流水

〔サイズ〕90×90(印)
〔制作年〕2007
〔使用材〕青田石、印泥、墨、宜紙
〔出 品〕全日本篆刻連盟展('08年)
〔出 典〕蘇軾「答謝民師書」
〔意 味〕
空を流れる雲のように、流れる水のように、執着のない自由な姿。自然の流れに逆らうことなく素直に生きていくことを意味する成語。





贋古之病

〔サイズ〕55×55(印)
〔制作年〕2009
〔使用材〕青田石、印泥、墨、宜紙
〔出 品〕日展(’09年)
〔出 典〕呉昌碩詩「刻印」
〔解 説〕
呉昌碩が篆刻に関することを詠んだ「刻印」詩の一節。当時の流行した故意に古色をつける篆刻の風潮を「贋古の病」という語を用いて批判しました。この病は現代において更に進行・蔓延していると言えるでしょう・・・。





尋真趣

〔大きさ〕55×55
〔制作年〕2011
〔使用材〕青田石、印泥、墨、宜紙
〔出 品〕全日本篆刻連盟展(’11年)
     書学ゼミ設立10周年記念展
〔意 味〕
真趣を尋ぬ。真のおもしろさや味わいを求めること。





養気知言

〔大きさ〕90×90(印)
〔制作年〕2011
〔使用材〕青田石、印泥、墨、宜紙
〔出 品〕硯心会書展(’11年)
     全日本篆刻連盟展(’12年)
〔出 典〕『孟子』養気章
〔解 説〕
「知言と養気によって勇気を養う」という孟子の一節を題材に制作。





〔大きさ〕70×70(印)
〔制作年〕2012
〔使用材〕青田石、印泥、墨、宜紙
〔出 品〕謙慎書道会展(’12年)
〔出 典〕孫過庭『書譜』
〔意 味〕
「神(こころ)怡(よろこ)ビ、務(つとめ)閑(かん)ナル」。心が和らいで静かな境地のこと。書譜に見える「五合」(いい書ができる5つの条件)の一つ。

龍吟 18×18
龍吟 50×50
翰墨遊戯 30×17
永寿 25×15
日々是好日 25×18
長楽 18×18
回光 回光返照 50×40
平々凡々 25×15
平々凡々 30×30
藝無涯 23×23
得意則歓 25×25
如意(陶印) 23×18
長楽安楽 120×50
如意 10×6
感恵絢知 35×18
紙墨相発 25×25
楽道 25×25
養心 30×15 養心 30×15
好古 18×10